
雑貨店の新規OPENに伴う店舗設計・デザイン
業種・業態:小売店
住所:北海道札幌市中央区北5条西2丁目
業務カテゴリ:設計・デザイン
工期/納期:3カ月
依頼背景
今回は、弊社ambientが運営していた小売店の新規OPENに伴う店舗設計・デザインについてご紹介します。
札幌JRタワー内のステラプレイスイースト3階に新規オープンする「TOIRO HOKKAIDO」のギフト店舗の空間デザインと施工でした。
弊社はこれまでに他の拠点でも小売店を複数展開しており、雑貨店・小売店については豊富なノウハウがございます。
「365日、毎日だれかのギフトデー」という心温まるコンセプトを掲げる「TOIRO HOKKAIDO」は、取り扱う商品を全て北海道産の陶芸、木工、金工などのクラフト品やアクセサリー、食品、石鹸といった日用品、または北海道に縁のあるもののみで構成し、それらを組み合わせてギフトとしてコーディネートするという、非常にこだわり抜かれたお店です。
このプロジェクトにおける最大の課題は、店舗がわずか3.5坪という狭小空間であることでした。限られたスペースの中で、お客様に効率よく商品を閲覧していただき、かつスタッフがスムーズにオペレーションを行えるような店舗設計が求められました。商品の特性とコンセプトを最大限に活かしつつ、機能性と美しさを両立させる、まさに工夫が凝らされた空間デザインが必須でした。私たち札幌インテリアデザイン.comは、これまでの小売店における空間デザインの実績とノウハウを活かし、このユニークなギフトショップの実現に向けてプロジェクトに取り組みました。
デザインのポイント
3.5坪という狭小空間で「TOIRO HOKKAIDO」のコンセプトを最大限に表現し、機能性も兼ね備える空間デザインを追求しました。
まず、効率的なお客様の導線とスタッフのオペレーションを最優先に考えた店舗設計を実施しました。限られたスペースだからこそ、お客様が商品をストレスなく見て回れるよう、通路の幅や陳列什器の配置には特に注意を払いました。商品を手に取りやすく、かつギフトとしてコーディネートされるイメージが湧きやすいような展示方法を考案し、空間全体で「発見」と「選びやすさ」を感じられるよう工夫しました。
次に、店舗のコンセプトである「手づくり品」の魅力を引き出すデザインを随所に盛り込みました。陳列する商品自体が温かみのあるクラフト品であるため、什器もそれに合わせて「手づくり感」のある素材やデザインを採用しました。例えば、温もりのある木材を基調とした造作什器や、独特の表情を持つ編み込んだ壁を構成要素として取り入れることで、店舗全体が商品の世界観と一体となるような雰囲気を作り出しました。これにより、商品が持つ素朴さや温かみが一層際立ち、お客様に心地よい居心地の良さを感じていただけます。
また、狭小空間であるからこそ、壁面や天井など、あらゆる場所を有効活用する立体的な空間デザインを意識しました。上部空間にも商品を配置したり、照明計画によって視線を誘導したりすることで、実際の面積以上に広がりを感じさせる工夫を施しました。
札幌インテリアデザイン.comでは、このような狭小空間における店舗設計やデザイン、そして新規出店に伴うノウハウと豊富な実績がございます。小売店のデザイン・設計でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちは、限られた空間の中でも最大限の魅力を引き出し、店舗の成功に貢献する空間デザインをご提案いたします。


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