江別市の商業施設のオリジナル商品のデザイン・制作

「新しいオリジナルビールを制作したい」という、商業施設のお客様からのご依頼がプロジェクトの始まりです。江別の赤レンガ工場跡地という歴史ある場所で、地域の魅力を発信されている今回のお客様とは、ショップや商品のブランディングを通じて、長年お付き合いをさせていただいております。今回は、グレープフルーツのエッセンスを効かせた爽やかなビールのデザインをご希望でした。店長様からは「グレープフルーツのフレッシュ感が伝わるようにデザインしてほしい」という明確なリクエストをいただきました。

このご要望を受け、私たちは、ビールの特徴を最大限に引き出すデザインを制作。手に取る方が一目で商品の魅力を感じられるような設計を目指しました。

この新ビールのデザインは、「江別の夏空」をコンセプトに設計しました。夏のリリースということもあり、爽やかで開放的なイメージを表現。パッケージには、もくもくと沸き立つ入道雲をモチーフに取り入れ、商品名も「入道雲」にちなんだものに決定しました。
お客様のコーポレートカラーである緑とピンクを尊重し、デザインに取り入れています。商品の個性を際立たせつつも、ブランド全体との一貫性を保つことに注力しました。これにより、一目でEBRIストア様の製品だと認識できるような、統一感のあるデザインを制作しています。
今回のプロジェクトは、パッケージデザインに留まらず、商品の魅力を伝えるブランディングムービーの制作にも携わらせていただきました。ビールの爽快感や「江別の夏空」というコンセプトを、映像という形で表現することで、お客様により深く商品の世界観を楽しんでいただけるよう設計しています。

パッケージデザインと映像制作という二つのアプローチで、EBRIストア様の新しいビールの魅力を最大限に引き出すことができたと実感しております。