
札幌市の和菓子販売店の設計デザイン
業種・業態:和菓子店
住所:北海道札幌市中央区南1条西3丁目8
業務カテゴリ:設計・デザイン
工期/納期:3カ月
依頼背景
以前お取引のあったお客様より、和菓子の製造販売をされているお客様をご紹介いただきました。
札幌三越の一角に新しくご出展されるとのことで、店舗のカウンターの設計とデザイン、什器のデザインを製作させていただきました。
札幌を含めた北海道内の各地域のショッピングモールや百貨店、空港などに店舗出店している企業様で、それぞれの施設に合わせた店舗を設計されています。
特に今回は札幌三越のテナントが濃い茶色の木目の柱が立っていることや、カウンターの足元付近に設置されているフットライトが特徴的で、それらを活かしたデザインに仕上げています。
デザインのポイント
今回の店舗デザインのポイントとなる要素の一つに、柱を囲うように四角くなったカウンターの一角にある什器があります。「組小細工をアイデアにした和のデザイン」という発想から、木の板をカットして「森」という字を作り、それを4つ並べたものを1つの組子として壁面のデザインにしています。
カットはレーザーで加工し「森」の字を作り、背面にはライトを装飾することで隙間から光が出るような仕様に設計しております。
また「森」の字は、三枚の木の板を重ねて制作しています。最も奥の木材を太くし、手前の板を細くすることで奥行きを演出し、重厚感が出るよう表現しました。
こちらのデザインで使用している木材は釧路で加工されたシナ材です。これらを札幌まで運送し、札幌市内の加工場でカットし制作されました。このデザインは和を表現することに加え、道産材を活用したデザインでもあります。
この一角の反対側ではグレーを基調としたトロッコ収納を備え付け、収納スペースを付けつつもシンプルなデザインを目指しました。
札幌三越のフロア内は白木調で上品な雰囲気があるので、それに合わせたコンセプトで構成しております。
このように商業施設に合わせたデザインや設計を実現することも可能でございますので、お気軽にご相談ください。


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