依頼背景

北海道の東に位置する中標津町にはじめて、本格讃岐うどんのお店が誕生しました。 香川県で修行を積んだ店主のこだわりは粉や出汁、食材だけでなく、打ちたて、茹でたてで、召し上がっていただきたいという想いが厨房の中からヒシヒシと伝わってくる。

そんなこだわりいっぱいのお店になりました。

 

 

デザインのポイント

うどんの艶のある白をイメージした清潔感溢れる空間は、カフェのような爽やかな空間に、和の雰囲気漂う器が並んだときのミスマッチが新鮮に感じています。 整然と規則性のあるアーチ状の壁の間には、不規則な窓、そしてランダムにデザインしたベンチを配置、カウンター上のライトも同型のものをランダムに配置し、規則性のあるものと不規則なもののミスマッチの新鮮さを、「打ちたて、茹でたて」のフレッシュなうどんに比喩してみました。

また、アプローチは暖簾をくぐるとトンネル状で、呑み屋街の裏路地のような雰囲気で幾つものお店が建ち並んで居る様子を模しています。