お付き合いのある別の会社様からご紹介いただいて店舗のリニューアルでデザイン・設計を行わせていただきました。
今回のご依頼のタイミングで販売するお菓子の種類を変更していきたいとのことでした。
今後、和洋折衷のお菓子を販売していきたいというオーナー様からのご要望がありましたので
もともとのヨーロッパのアンティーク調の内装から和風テイストが組み込まれたの内装への生まれ変わりを意識して
デザイン・設計を行いました。

今回、和と洋の融合したデザインということで入口の暖簾や店内の棚に円弧のアーチを取り入れ、
日本の伝統色である桜色で壁を彩ることで和を表現させていただきました。
円弧のアーチで柔らかさを表現するのと同時に遊び心を加えたデザイン・設計がポイントとなっております。

一方、入口の木製の扉の取っ手を黒いアイアンにしたことや レジカウンターの下部分にモルタルを組み込むことで洋を表現しました。
全て木のみで表現すると、すべて和のテイストに振り切ってしまうので、
無機質なアイアンやモルタルを設置することで和と洋のバランスを取っていることもポイントとなっております。

また設計に関しては、ディスプレイのコーナーを新たに設置させていただきました。
ディスプレイコーナーは季節の商品やギフトボックスを置くことで、季節商品を訴求できるプロモーションスペースとなっています。
さらに、工房を広くしたことで店内のスタッフさんとのお客様との距離を縮め、
コミュニケーションをとりやすい空間に設計させていただいたことも今回の設計のポイントとなります。