和菓子の商品パッケージデザインのリニューアル
業種・業態:和菓子店
住所: 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西3丁目
クライアント:千秋庵製菓株式会社様
業務カテゴリ:デザイン・プロモーション
工期/納期:1年半
依頼背景
以前よりお付き合いのあった千秋庵様より、主力商品である「山親爺」「ノースマン」、その他の単品のお菓子のパッケージデザインをリニューアルしたいというご要望をいただきました。
山親爺に関しては、メインのデザインはほとんど変えず、パッケージであるアルミの缶のに印字されているデザインを調整しております。
ノースマンは既存のデザインになってから3年が経過するタイミングで、新たに話題を呼びたいというご要望でデザインの変更をご依頼いただきました。
その後、昔からある単品のお菓子のパッケージも何種類かデザインも担当させていただきました。
デザインのポイント
ノースマン
こしあんの入ったパイであるノースマンの形をイメージし、六角形の模様を並べてつつ、受け継がれてきた方位磁石のロゴを起用したデザインをあしらえております。
また、商品開発当初からロゴデザインにはこだわりがありましたので、
青と白を基調に、北海道という雪国のイメージを強く残したいというお客様の想いをもとにと、濃淡をつけてグラデーションを施した風味に代えさせていただきました。
制作の際は、毎週定例の打合せを実施し、合計で8案ほどベース用意した中から選ばれたデザインとなっております。
山親爺
もともとのパッケージのフォントは、伝統的な筆で書かれた書体でした。
長い歴史のある商品で重厚感のある雰囲気は残しつつ、スタイリッシュで洗練されたフォントを変更することでイメージチェンジをさせていただきました。
都ぞ弥生
「都ぞ弥生」という言葉は、北海道大学の宿舎「恵迪寮」の寮歌のひとつとして北海道内ではよく知られている歌です。
そのような背景もあり、元々のパッケージは歴史を感じるフォントと紫色を中心としたデザインでした。ただ中身のお菓子はサンドクッキーということもあり、女性にも手に取っていただきやすい繊細で優しい雰囲気のあるパッケージにとなるよう制作いたしました。
商品は、チョコレート・ブルーベリー・キャラメルの3種類があり、それぞれの商品の色味を加えて味をイメージできるよう工夫をしております。
パッケージのフォントについても、女性にも手にとっていただきやすいようなこだわりをこめてデザインしております。